「仕事が忙しくて、子どもとの時間が取れない」
「育児に参加したいけれど、日々、仕事が終わらず帰宅したら子どもはもう寝ている」
こうした悩みを抱えるパパは少なくありません。
仕事に打ち込む一方で、子どもとの時間を持てずに罪悪感を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、育児と仕事を両立したいパパに向けて、仕事での時間の使い方やマインドセット、具体的な働き方の工夫を紹介します。
育児をあきらめたくない働くパパに役立つ実践方法をお届けします。
2児の子どもたちのパパとして、近くに頼れる親戚もいない中、妻と2人で育児に奮闘する僕の体験に基づき解説しています。
よろしければ、参考にしてみてください。
パパのための育児と両立する仕事術
以下の3つのポイントを説明していきます。
①タイムマネジメントの見直し
②仕事のムダをなくして省力化
③締め切り前に終わらせておく業務の前倒し
①タイムマネジメントの見直し
一日の業務の洗い出し
まずは、時間の使い方を見直すことが第一歩となります。
朝、仕事始めは一日の業務の洗い出しをして紙に書き出すようにします。
その日にやらなければならないことを3種類程度に絞り、それらを赤丸をつけます。
業務は細分化して、やることを具体化、明確化させることがポイントです。
終わったら、チェックで線を引いていきます。
この線を引くという行為が爽快感となり、線をさくさく引いていくことで、仕事にリズムを生むからです。
業務は常に費やす時間を意識
ダラダラと仕事しないよう徹底するために、業務にどれくらいの時間をかけるのか、最初に決めるようにします。
①でも触れましたが、業務は細分化するようにします。
小さい単位で15分、30分等でこなしていくと集中できます。
この際、慣れないうちはストップウォッチで計測するのがオススメ。
こうすることで、ダラダラと時間が過ぎてしまうことを避けることができるからです。
午前中になるべく終わらせる
脳が疲れていない朝の方が集中力があるため、仕事をこなすスピードが速いので、午前中の使い方は特に重要です。
なるべくなら、①で決めたその日にやならければならないことを午前中に済ませるとGood。
また、頭を使う思考系の業務も午前にこなせた方がよいでしょう。
午後は流すくらいだと、余裕を持てるため、かえって仕事が進みやすいです。
②仕事のムダをなくして省力化
最初から作り込まない
仕事を早くおわらせるためにはムダなことに時間を使わないことが大切です。
特に業務における手戻りは最小化させる必要があります。
例えば、定型でない業務において、最初から100%で作り込んで上司に見せるようなことは決してしてはならないことです。
上司とのアウトプットの意思疎通ができていなければ、作り直しは必至。
そのため、手戻りを前提にして、まずはたたき台を作成して、上司との方向性のすり合わせを行うことからスタートすべきでしょう。
業務は厳選する
自分がやらなければならない業務か見極め厳選することも、省力化のために重要です。
上司、同僚、部下360度から降ってくる仕事に対して、全て対応するような時間の余裕は、子育てパパにありません。
自分がやるべきか、自分ではなく他の人にお願いすべきでないかを考えましょう。
角が立たないように断るスキルを身につけることも大切となっていきます。
③締め切り前には終わらせておく業務の前倒し
子どもが小さいとすぐに熱を出したり、体調を崩したりするので、子どものお世話が急遽必要となることがあります。
また、子どもの夜泣きが激しいと、パパママは眠れず、翌日頭が働かないなんて日もあります。
そんなときに、ギリギリの仕事の仕方をしていては詰んでしまいます
そのために、特に子育て中のパパは締め切りよりも仕事を終わらせておく習慣をつけておくことで、影響を最小限にとどめることができるのです。
また、モチロン周囲の同僚に頼れるようにしておくことも大切。
業務が属人的にならないよう、進捗や状況を共有しておいたり、共有フォルダにデータをわかりやすく格納しておくといったちょっとした工夫がいざというとき助けとなります。
なお、終わった仕事を早く提出することで、さらなる業務が降ってくるような場合は、仕事がたとえ終わっていてもすぐに提出しないことも一つの手です。
仕事は取り掛かりを早くして、内容にもよるでしょうが、2、3日は余裕を持てるようにしておく意識が不可欠です。
まとめ
育児と仕事の両立は、決して簡単なことではありません。しかし、工夫次第で“どちらも大切にするライフスタイル”を目指すことはできます。
今回、「パパのための育児と両立する仕事術」について、まとめました。
これまで2度の育休を取得し、現在も子育てに悪戦苦闘している僕の経験に基づく「どれくらいの期間がいい?男性の最適な育休期間」も紹介しています。
ぜひ、併せてご覧ください。
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