「転職を考えているけれど、どのように進めたらよいのかわからない」
転職に向けて考え始めた人が、必ず行き当たる障壁です。
とりたててスキルや専門性もない、アラフォー公務員であった僕も、同じ思いを抱いていました。
そんな僕でも、ご紹介する転職方法を実践したことで、狙い通りの転職ができました。
今回は、「初めての転職で知っておくべき転職方法⑦内定をもらう」と題して、内定をもらった後にすべきことをまとめました。
本記事を通して、僕の実体験に基づく転職方法を把握できますので、ぜひご参考にしてください。
内定をもらう
以下の2点により、ご説明していきます。
①「転職の軸」にあっているか再確認
②転職の覚悟を決める
①「転職の軸」にあっているか再確認
企業への応募書類の作成や、面接の実施を経て、晴れて内定を貰えても、安心するのはまだ先です。
あなたが最初に定めた「転職の軸」にあっているか、あらためて確認する必要があります
(「転職の軸」については、初めての転職で知っておくべき転職方法①「転職の軸」を定めるをご覧ください)。
以下の5項目は必ずチェックしてください。
a.入社日
入社日は採用の募集要項で入社日が明示されていない場合、例えば●月頃や要相談と記載されている場合は、確認が必要です。
多くの企業は、できるだけ早く入社を求めます。
そのため、特に在職中の場合は、現職の就業規程を確認して、退職スケジュールの調整が必要となります
(退職については、初めての転職で知っておくべき転職方法⑧「退職の手続きを行う」をご覧ください)。
b.勤務場所
転勤の可能性がある場合、エリアはどの範囲かを確認しましょう。
最初の勤務地で決めてしまい、後々、自宅から遠く離れた場所への転勤となってしまい、再び転職しなければならない、といった可能性もあり得ます。
c.業務内容
職種や、やりたいことを軸に転職活動を行っている人は、最も重要なポイントです。
配属部署や具体的な業務内容、人員構成や組織人数、ジョブローテーションの間隔は確認しておきましょう。
また、平均的な残業時間も合わせて把握しておいた方が良いです。
d.給料
給料については、聞きづらいと感じるかもしれませんが、この段階でしっかりと確認してください。
月給、賞与(ボーナス)はもちろん、各種手当の有無、昇給の目安についてきちんと抑えておきましょう。
また、退職金は公務員や大手企業では当たり前ですが、中小企業やベンチャー企業では少額あるいはない場合もあります。
退職金額の目安も把握するようにしてください。
e.休み
「週休2日」とあっても、土日休みとは限りません。
平日休みやシフトの場合があります。
「完全週休2日」ではなく、「週休2日」では週2日の休みを担保するものではないので、注意が必要です。
②転職の覚悟を決める
複数の企業から内定をもらっている場合、または別選考が進んでいる場合、先述の『①「転職の軸」にあっているか再確認』を踏まえて、どの企業を選択するか判断することとなります。
また、長年勤めた現職を辞めるとなると、当初はあれ程辞めたいと思っていたはずなのに、いざ退職するとなると想像以上に思い悩む、という人もいるでしょう。
その場合、転職の軸をあらためて振り返ることや、家族はもちろん、友人・知人に話してみると良いです。
話しをすることで、他人の視点からのアドバイスが大きな気付きとなったり、自分の考えが整理されたりするということがよくあります。
ただし、話しをする相手は慎重に選んでください。
親や現職の同僚は要注意です。
【参考】僕のケース
参考に、内定後に僕が取った具体的な行動をお伝えします。
①「転職の軸」にあっているか再確認
内定後、質問事項をワード 形式でA4、1枚程度にまとめて、人事へ送付しました。
確認のために疑問の解消につながるとともに、回答が誠実かどうかも見られるため、その企業の体質を判断する一助になりました。
②転職の覚悟を決める
実際に転職できる権利を得て、まさに決断するという場面で、難関をくぐり抜けて得られた公務員としての世間的な評価や安定した立場を捨ててまで転職するいうことに対して、あらためて大変悩みました。
そこで、実際に転職をした友人と知人に話しを聞いてみました。
<友人>
この親友は、大学時代からの付き合いで、お互いをよく知る信頼できる人物のため、転職をしてどうなったか、どう感じたか、率直な意見やアドバイスをもらえました。
特に、転職では様々なメリット、デメリットがあるが、その中でも自分が最も叶えたいものをいくつかに絞った時に、叶えられる判断はどちらか、という指摘にはっとさせられました。
まさに、迷う中で「転職の軸」が何かを見失っていました。
<知人>
この知人は、妻の親友の夫で、ほどよい第三者という立場で、様々な意見やアドバイスをくれました。
特に、転職してだめだったらまた転職すればよい、という視点は、僕にはあまりなかったもので、たしかになと腹落ちしました。
今はそんな風には思わないですが、当時は転職が人生を大きく分ける、失敗したら終わりくらいに気負いすぎていました・・・。
まとめ
今回は「内定をもらう」について、解説しました。
「公務員からの転職」として、僕が辿った転職方法をシリーズで紹介していきます。
以下の記事で、「面接を受ける」について、解説しているので、こちらも併せて読んでみてください。
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