「転職を考えているけど、転職をしたことがないからどのように進めたら良いかわからない」
「転職のことを相談できる人が周りにほとんどいない」
このような不安や悩みを持つ方は多いのではないかと思います。
かつて僕が転職活動していた時も同様の思いを持っていました。
この記事では、そうした不安や悩みを持つ転職希望の方に、僕自身の実体験に基づく転職までの方法をお示ししています。
今回は、「初めての転職で知っておくべき転職方法④業界・企業の情報収集業界・希望の情報収集」についてまとめました。
初めての転職で周りにアドバイスをくれる人もあまりいなかった僕でも、無事に狙い通りの転職ができた方法なので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
業界・企業の情報収集
以下の3つの項目から業界・企業の情報収集の仕方をお伝えしていきます。
①業界選びは超重要
②SNS、ネットを駆使する
③転職エージェントを活用する
①業界選びは超重要
転職する上で、業界の選択は超重要となります。
というのも、年収は「業界×職種」で大枠が決定するからです。
例えば、同じ職種でも業界が異なれば、平均年収は大きく変わってきます。
同じ営業職(職種)でも小売業よりもメーカの方が年収が高い、
同じメーカー(業界)でも営業よりマーケティング職の方が年収が高い、みたいなことです。
そのため、業界か職種のどちらかを「年収の高い業界」、「年収の高い職種」へ軸をずらして移行するのが勝ち筋です。
抜きん出た才能を持たないほとんどの人にとって、どの場所にいるかというポジショニングが重要となってくるということです。
「年収」のほか、「働きやすや」、「自身の活躍の可能性」といった面もあわせて考える必要があります。
②SNS、ネット、「就職四季報」などを駆使する
SNSやネットを調べると、検討している業界の生の情報を入手できるので、大変有効です。
また、「オープンワーク」(https://www.openwork.jp/)では、社員、元社員からの「年収・待遇」や「職場環境」といった口コミ情報を閲覧できるので、こちらも有益です。
ただし、退職した元社員の口コミが多く、ネガティブな内容が多いということは、前提として認識しておいた方が良いです。
「就職四季報」は東洋経済新聞社が発行している就活生向けのデータブックで、企業の基本情報や採用プロセス、働き方などの情報が掲載されています。
企業から掲載料を受け取らず、客観的・中立的な立場から作られ、信憑性が高いです。
年収や離職率、有休、残業といった人事に直接聞きにくい情報が掲載されているので、活用できます。
特に、3年後離職率の高い企業は、ブラック企業かどうかの判断の目安になるので、最低限見た方が良いです。
③転職エージェントを活用する
転職エージェントに登録すると、エージェントの担当者とオンライン面談ができます。
業界や企業について、エージェント視点からの意見をもらうことが可能です。
ただし、あくまで参考程度とし、鵜呑みにしないことが肝要です。
というのも、転職エージェントは企業へ人材を紹介し、採用後に報酬を受け取ることで成り立っているため、必ずしも公平・中立なアドバイスをもらえるとは限らないからです。
そのため、何か得られる情報があれば、もうけものくらいのスタンスが良いと思います。
【参考】僕のケース
参考に僕のケースを紹介します。
①業界選び
公務員から民間への転職であり、業界をずらし、職種はほぼ一緒としました。
職種を変えることは、年齢的にもリスクが大きく、業界を変えることよりもハードルが高くなるため、控えることとしました。
この辺は、自分の転職の軸との兼ね合いも重要です。
②SNS、ブログで情報収集
このご時世、SNSやネットを検索すると、業界、企業についての情報は数多く検索できます。
特に特定の業界に所属し自身の業界への膨大な転職情報を公開する転職マニアのようなサイトもありました。
また、オープンワークも生の声として活用しました。
いずれも、ネット情報のため、信用し過ぎないことを心がけていました。
③転職エージェント
某大手転職エージェントに登録し、実際に面接を受け、業界、企業のことを色々質問しました。
ただし、僕の志望する業界の取扱いはほとんどなかったようで、募集は少ないと言われ、異なる業界の紹介に終始してしまい、あまり有益な情報は得られなかったというのが正直なところでした。
記事のまとめ
今回は、「業界・企業の情報収集」についてまとめてきました。
「公務員からの転職」として、僕が辿った転職方法をシリーズで紹介しています。
以下の記事では、「応募書類の作成」についてまとめていますので、こちらも併せてご覧ください。
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