「公務員を辞めて転職したい」
「この先、何十年もこの組織にいるなんて考えられない」
このように考えている公務員の方も多いのではないでしょうか。
かつては僕もそうでした。
一方で、実際に転職して、
「思っていたのと違った」
「やっぱり公務員の方がよかった」
と後悔する人も多いです。
本記事では、公務員から転職して感じた負の側面を具体的に解説します。
結論として、僕自身は転職したことに対して、トータルとしては後悔していません。
ただし、転職して感じたデメリットやよくなかったこと、また公務員は恵まれていたとあらためて感じることは、やっぱりあります。
新卒から都道府県庁で約15年公務員として働き、実際に民間へ転職した僕の経験に基づいて紹介します。
公務員の方も、そうでない方も、転職しようか考えている方の参考になれば幸いです。
【転職したい公務員必見!】「公務員から転職して後悔している?」徹底解説
以下の4つの項目を解説していきます。
①社会的知名度
②仕事へのやりがい
③組織風土
④労働条件(休日出勤・通勤時間)
①社会的知名度
公務員の方はなかなか気づかない、忘れがちかもしれませんが、「公務員」という肩書きは、社会的知名度や信頼性において、とにかくバツグンです。
初対面の人に自身の勤め先を話すときには、大概、相手に好印象を与えられます。
思い返すと、僕も結婚前に妻のご両親に挨拶に行った際は、公務員であることで安心感を与えられていたのだと思います。
一方で、現職は公務員に比べたら、知名度は高くなく、相手が知らないケースもよくあります。
そのため、◯◯関係ですというように業種を伝えるにとどめ、企業名は積極的には話していません。
ただ、他人からどう思われるか、どう評価されるのかを気にするのは、他人軸での生き方というもの。
「自分がどう生きたいのか」の方が本質的で重要であると僕は考えています。
②仕事のやりがい
公務員は、当然ながらというべきか、社会貢献度が高い職業です。
対して、民間では利益追求を優先することが一般的であるため、そこにギャップ=違和感を感じる公務員からの転職者も多い様です。
(公務員の仕事も突き詰めれば市民満足の最大化を図るという点では利益追求なのだとは思いますが・・・)
さて、僕自身はどうかというと、「やりがいはあまり感じていない」というのが正直なところです。
ただ、これは想定内でした。
というのも、転職活動で定めた「転職の軸」として、やりがいは順位を落としていたからです。
(詳しくは初めての転職で知っておくべき転職方法①「転職の軸」を定めるをご覧ください)
僕にとってはワークライフバランス、すなわち子育てと両立できる、時間的、精神的な余裕を重視していたからです。
そもそも、公務員で2〜3年ごとの異動で関わった様々な仕事のいずれに対してもやりがいを感じていたかというと、そんなこともなかった。
やりがいを持って取り組めたのは、数えられるくらいの業務でした。
この「仕事へのやりがい」は現職で抱いている課題であり、今後、もしかしたら次への転職、あるいはフリーになる「転職の軸」になりうると感じています。
少なくとも子どもが小さい今は、「自分の仕事は、仕事を終わらせること」をモットーに、効率的に仕事を進め、生産性を高めることを常に意識し、早く帰ることに注力しています。
③組織風土
古い企業あるあるかもしれませんが、現職は「上が偉く、絶対」みたいな雰囲気があります。
これは公務員のときも同様かもしれませんね。
この点はやはり居心地の悪さを感じるところ。
現職に長く勤めるかわからないので、変に媚びへつらう必要はないと思っています。
淡々としているに限ります。
こうした人たちが、今の職場を支えてきた側面もあるわけで、自分はポッと転職してきて、いずれいなくなってしまうかもしれない人材なので、とやかく言うこともできないかなと、わきまえています。
④労働条件
<休日出勤>
現職では、週末の休日出勤がそれなりにあり、休日の子どもとの時間を削られることに対して、ややストレスを感じています。
と言うのも、市町村などの基礎自治体であると選挙や地域活動にかり出されるので休日出勤も多いと思うのですが、都道府県庁で勤務していた僕は、公務員時代に休日出勤は数える程しかなかったのです。
(若手時代、どうしても仕事が終わらず、土日出勤したくらい)
入社前の条件提示の際、把握しており、振替休暇も取れるから仕方ないと割り切った点でしたが、実際には、せっかく保育園がお休みで休日が重なる週末を一緒に過ごせないことがあるというのは少々もの寂しくも感じます。
<通勤時間>
転職直後、最初の勤務地が自宅から通勤2時間程かかる場所でした。
公務員時代、僕は本庁勤務が長かったこともあり、本部でなく支部に行くことはないであろうと高を括っていました。
この点は完全に盲点でした。
当時はなかなかキツかったですが、通勤中は読書の時間に充てようと前向きに捉えました。
半年後、本部へ移動となったものの、これがずっと続いていたら長時間通勤には耐えられなかったかも知れません。
まとめ
もちろん、公務員を辞めて成功している人も多くいます。
しかし、転職にはリスクが伴うため、しっかりと情報を集め、自分に合った選択をすることが大切です。
「なぜ転職したいのか」「どんな働き方をしたいのか」を明確にし、後悔のないキャリア選択をしてください。
今回は「【転職したい公務員必見!】「転職して後悔している?」徹底解説」について、解説しました。
以下の記事で、「【転職したい公務員必見!】「公務員から転職してよかったか」徹底解説」について、解説しています。
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