「今の仕事にやりたい気持ちがなくて、違和感を感じている」
「この先何十年も、今の職場で働き続けるしかないと考えると落胆しかない」
「会社という組織に依存せずに、自分自身で稼ぐ力を得られないものか」
こうしたお悩みを抱える人に、ちょっと読んでほしいおすすめの本があります。
本記事では、『マーケット感覚を身につけよう 「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法』(ちきりん・ダイヤモンド社・2015年)で示された、
・売れるもにに気が付くのはどういった能力か
・また、その力を身につけるにはどうしたらよいか
に対して、僕なりの意見や視点も織り混ぜて解説していきます。
新卒から15年勤めた安定の公務員を辞め、民間転職をはたした僕も共感の考え方です。
ぜひ、参考にしてみて下さい。

マーケット感覚を身につけよう 「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
以下の2点から解説していきます。
Ⅰ.「マーケット感覚を身につけよう」からの学び
Ⅱ.「マーケット感覚を身につけよう」の実践
Ⅰ.「マーケット感覚を身につけよう」からの学び
①マーケット感覚とは
“「売れるものに気がつく能力」であり、「価値を認識する能力」”
“商品やサービスが売買されている現場のリアルな状況を想像できる能力”
“顧客が、市場で価値を取引する場面を直感的に思い浮かべられる能力がマーケット感覚”
“特別な能力やスキルなど(ましてや学歴や資格など)まったく関係ありません。自分の周りに、何か市場で求められている価値の素がないかと探し、それに気がつけるかどうか”
こうしたマーケット感覚は、僕も含め特に公務員や大手企業に勤めている人ほど疎い傾向にあるのではないでしょうか。
ただ、一つ安心して下さい。
マーケット感覚はセンスを要するが、それは天賦の才でなく、養い身につけていくことができる類のものなのです。
②マーケット感覚を身につけるのに有効な5つの方法
その1 プライシング能力を身につける
“まだ市場で取引されておらず、値札もついていない潜在的な価値に気付くための自分独自の価値基準を手に入れましょう”
“「価値を判断するための自分独自の基準」はどうやって身につければ良いのでしょう?一番よい方法は、すでに値札つきで売られているものについても、自分の基準に基き、プライシング(値付け)をしてみることです。”
その2 インセンティブシステムを理解する
“インセンティブシステムとは、「人人を目の前につり下げれば、馬はそれを食べたいがために走り始める」という同期から言動に至る仕組みのこと”
“もうひとつ意識すべきことは、なんらかの問題に直面したときに「人間のインセンティブシステムに働きかけて、この問題を解決できないか?」と考えてみること”
その3 市場に評価される方法を学ぶ
“組織が「決めてからやる」のに対し、市場は「やってから決める」”
“市場型の「やってから決める」方式では、どんどんやってみるためのフットワークの軽さと、ダメだと思えば早めに見切る意思決定の早さの方が重要です”
その4 失敗と成功の関係を理解する
“市場から学ぶ方法は「やってみて、失敗し(もしくは拒否され)、その失敗や経験から学ぶ」という形になります。”
“「とりあえずやってみる→失敗する→市場からフィードバックを得る→それを参考にして、もう一度やってみる」というプロセスをできるだけ何度も繰り返すことが重要なのです”
その5 市場生の高い環境に身を置く
“市場性の高い場所とは、需要者と供給者が価値を交換する現場や、人間のインセンティブシステムが直接的に働く場所、組織的な意思決定ではなく、市場的な意思決定方法が採用されている環境のこと”
公務員や大手勤務の人ほど、市場型の「やってみて決める」という感覚から遠いのではないでしょうか。
公務員であった僕の経験でいうと、条例制定なり施策の打出しなり、何十回にも渡る幹部や知事の意思決定を経ており、決して失敗しない様に「決めてからやる」側の立ち位置でした。
まして、一度世に出した政策をダメだったから変えようと繰り返すことなどあり得ません。
対して市場においては、失敗とは、成功までのプロセスの一つで、成功に近づけるためのヒントを与えてくれるものです。
こうした、市場でのトライアンドエラーのプロセスの経験が欠けている人も多いことと思います。
Ⅱ.「マーケット感覚を身につけよう」の実践
①市場に身を置き、とりあえずやってみる
著者はマーケット感覚を鍛えるにはブログやXのような市場性の高いSNSで発信することが、マーケット感覚を身につけることに有効と述べています。
ブログやXを通じて、自分の考えや発見、おすすめしたいことをアウトプットして、世間(市場)にさらして、どの様な反応や評価を得られるのか、しばらく実験してみようと考えています。
②日常生活の中でマーケット感覚を意識する
売れるのではないか、価値があるのではないかという気付きを日頃から癖にすること。
仕事中に限らず、旅行中、買い物、散歩、読書など、日常のどこかに価値の素があるかもしれません。
そうしたものに気付けるかどうかが重要です。
まとめ
今回、『マーケット感覚を身につけよう 「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法』についてまとめました。
仕事と小さい子どもたちの育児の傍ら、年間100冊程度のビジネス書を読む僕が、あなたにおすすめしたい本を紹介していきます。
【キャリアに迷う人向け】未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられるもおすすめですので、ぜひ、ご覧ください。

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