「今の仕事が嫌で仕方ないけど、転職など働き方を変えたら今より悪くなるかも知らないから、今の仕事を我慢して続けるしかないか」
「公務員や大手企業など、一見安定した組織に勤めているが、この先定年まで何十年もこの仕事を続けることに違和感、続けられるであろうかという不安感がある」
こうした悩みや不安を抱える人、ちょっと読んで欲しいおすすめの本があります。
本記事では「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」(ちきりん/文藝春秋/2015年)で示された「職業人生は二回ある」など鋭い切り口で本質をつく発想について、僕なりの視点も織り混ぜて解説していきます。
新卒から15年勤めた、いわゆる安定の公務員を辞め、転職した経験を持つ僕も共感しっぱなしの考え方です。
ぜひ、参考にしてみてください。

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
以下の2点から解説していきます。
Ⅰ.「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」からの学び
Ⅱ.「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」の実践
Ⅰ.「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」からの学び
①職業人生は二回ある
“最初から「職業人生は二回ある」という発想をする”
“具体的には、働く期間を20代から40代後半までの前期職業人生と、40代後半以降の後期職業人生に分けます”
“自分はこれからまだ30年、40年も、今の仕事と働き方を続けたいのか、もう一度よく考えてみてください。そしてもし何かしらやってみたい人生や働き方があるのなら、それをなんとか実現できる方法はないか、真剣に考えてみるのです。”
“40代というのは、そういった特別な体験がなくとも、誰でも否応なく人生の有限感と向き合わねばならなくなる最初のタイミングです。だからこそ、ここで働き方をリセットし、人生の優先順位を改めて確認することに、大きな意義があるのです。”
自分自身を振り返ると、新卒での就活では、どういう仕事が、どのように行われ、どんな風に感じるのか、働くということが全くよくわかっていなかったです。
20年くらい働いてきた30代、40代であれば、働くということがある程度わかってきて、今後もその分野で働くとした場合の未来も見えてくるでしょう。
人生の途中でこれまでの働き方を変えて、二つ(三つ以上でもよい!)の異なる働き方を楽しもうという発想を、あなたにも少し考えてみて欲しいです。
②市場で稼ぐ力をつける
“大事なことは、生き方や働き方の選びなおしについて、頭ごなしに「お金がないから無理」と決めつけないことです。”
“人生100年の時代になれば、ストックが多いことより、その時々に価値を生み出し続ける「フローの力」の方が重要になります。例えば、貯金はあるけれど自分の力で稼ぐ力がない人と、貯金はないけれど自分で稼ぐ能力のある人の対比がわかりやすいでしょう”
“「元気なかぎりそこそこ稼げる体制を40代をめどに整えよう」と考える方がよほど現実的であり、それが40代で働き方を再設計するという考えにつながるのです”
“今はマネタイズするインフラが整っています。大きく儲けることは難しくても、そういった知識やスキルを活かして一定額を稼ぎ、残りの時間を仕事以外の活動に当てて、オリジナルな働き方を設計する。それは思ったより多くの方にとって、現実的なキャリアパスとなるはずです。”
僕自身、公務員を15年間続け、市場から遠い位置にいました。
組織の中で働くことでしか稼ぐことができない、という事実を公務員から転職を検討するタイミングであらためて強く認識しました。
僕にとって、稼ぐ力を身につけるというのは、今なお取り組むべき、そして現在進行形で取り組んでいる課題です。
③ワークライフバランス
“ワークライフバランスとは、
・人生のどの期間に
・仕事と家庭の個人の趣味のどれかに
・どの程度ずつ時間を割り当てるのか
ということを、本人が決められることであり、自分でワークとライフのバランスを、一定の自由度を持って設計できることを言うのです。”
“これまでほとんどの男性は、「出産・育児のために自分の働き方を変える」と言う検討をしてきませんでした。そういう判断を迫られるのは99%女性側だったのです。けれど、これからはそれも変わります。一気に半々になったりはしないでしょうが、「男性側には妻が妊娠したので会社を辞めます」とか「妻が海外に転勤するので、私もついていくことにしました。なので退職します」という人が、少しずつ増えていくはずです。”
“人生の途中で働き方をリセットし、自由に新たな人生設計ができれば、それが本当のワークライフバランスの実現につながるのです。”
出産・育児に直面した際、男性も働き方を変えるという検討・判断は増えてきています。
僕自身も育児のための時間確保は、退職と転職の主な理由の一つとなりました。
今もなお、仕事と育児を両立しようと努力しているところです。
Ⅱ.「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」の実践
“手に入れたい人生を明確にし(ステップ1)、そこに至るまでの複数のシナリオを考え(ステップ2)、それらを現実のものとするために市場で稼ぐ力を鍛える(ステップ3)”
①手に入れたい人生を明確にする
これまでの人生を振り返りながら、手に入れたい人生をあらためて考えてみてください。
こうした考えをするにあたっては、『あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(佐藤 舞・KADOKAWA ・2024年)も参考になります。
本当はどうありたいか、何を大切にしていきたいか=目的・価値観
目的、価値観にあった=目標
自分と約束する日々の習慣=手段
“職業人生の再設計に向けて、まずは、自分はどこに誰と住んで、何時に起きて、どんなことをして毎日過ごしたいのか、具体的に考えてみましょう。”
②複数の将来シナリオを持つ
“キャリア形成については、決して組織任せにせず、時代に合わせて個々人が考える続ける必要があるのです。そしてその具体的な方法が、「常に5つの将来シナリオを念頭において働き、次に行く道を考え続ける」と言う方法なのです。”
僕自身は、5つの将来シナリオを持つという意識をしてきませんでした。
少なくとも、前職の公務員のときは、このまま数年おきに異動を繰り返し、定年まで働くというある意味1つだけのシナリオでした。
こんなの窮屈に決まっていますよね。
将来のシナリオを複数用意し、自分の進みたい道を組織に委ねず、自分で選択する。
この主体的な生き方が大切なんだと思っています。
③稼ぐ力を身につける
市場に向き合い、稼ぐ力を身につけることを考えてみてください。
市場から遠いところにいる人は、例えば土日だけでも副業してみるというのもありです。
また、Xでフォロワーを集めたり、Facebookでいいねを集めたり、ブログでアクセスを集めると言うのも市場型の経験とのこと。
僕自身もまさに今、取り組んでいます。
まとめ
今回、『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』についてまとめました。
仕事と小さい子どもたちの育児の傍ら、年間100冊程度のビジネス書を読む僕が、あなたにおすすめしたい本を紹介していきます。
【忙しくて自分時間がない人へ】「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!もおすすめですので、ぜひ、ご覧ください。

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