初めての転職で知っておくべき転職方法③自己分析

公務員からの転職

ー「転職をどのように進めていいかわからない」

ー「これまで一つの職場で一生懸命働いてきて、転職をしたことがない」

転職初心者の方でであれば、誰もがそのように感じてしまいますよね。

この記事では、新卒から15年公務員として勤め、アラフォーで公務員から民間へ初めて転職をした僕の実体験に基づく、転職までの道すじをお伝えしています。

今回は、「自己分析」について解説していきます。

現在、公務員の方はもちろん、公務員でない方にも参考になると思います。

取り立てて専門スキルがなかった僕でも狙い通りの転職ができた方法なので、ぜひご覧くだください。

自己分析

以下の3つの項目から自己分析の仕方をお伝えしていきます。

①自己分析では「CAN」をメインに

②実務経験の棚卸し

③実務経験に基づく強み

①自己分析では「CAN」をメインに

転職や就職における自己分析では「WILL(何をやりたいのか)」や「CAN(何ができるのか)」を整理しようと言われますが、ここではCANに絞って良いと思います。

というのも、「WILL(何をやりたいのか)」はすでに「①転職の軸を定める」でじっくりと考えているからです。

そのため、「CAN(何ができるのか)」の分析に注力しましょう。

「WILL(何をやりたいのか)」が十分に整理できていない、と感じる場合は、こちらもご覧ください。

②実務経験の棚卸し

これまでの自分の実務経験を棚卸ししていきます。

具体的には、年別に自分がやってきたことを書き出し、キャリア年表を作成してみます。

実務経験は面接でも深堀りされるポイントであり、昔のことなので忘れていることも多いですが、入念に考えましょう。

キャリア年表を作成することで、これまでの業務をもれなく洗い出しましょう。

③実務経験に基づく強み

実務経験を書き出したら、それに基づく自分の強みを洗い出してみてください。

「〜力」、「〜スキル」といった形で表現できると良いです。

経験に基づいた強みなので、今後作成する職務経歴書や面接での応答に、説得力を持たせるものになります。

<「〜力」、「〜スキル」の例>

問題解決力系

課題発見力、論理的思考力、トラブル対応力、情報収集力、情報分析力、計画実行力 など

コミュニケーション力系

調整スキル、交渉スキル、プレゼン力、傾聴力、提案力 など

チームワーク系

リーダーシップ、主体性、協調性、共感力など

マネジメント系

後輩指導、新人育成、進捗管理、プロジェクトリーダー、目標達成力など

【参考】僕のケース

参考に僕の例をいくつかお示しします。

  • 市町村や民間企業に対して、相談を受けたり、指導を行ったりしていた経験

  →「内外での様々な主体との豊富な調整スキル」

  • 行政、企業の担当者以外に住民からのトラブル・クレーム対応を行っていた経験

  →「相手に合わせた説明力」

  • 「プロジェクトの進行を管理した経験」

  →「工程管理力」、「タイムマネジメントスキル」

  • 新人育成や係長として部下の指導に当たっていた経験

  →「マネジメントスキル」

僕は公務員であったため、大した専門スキルは持ち合わせていませんでした。

しかし、上記のような実務経験とそれに基づく強みは、誰しも持っているのではないかと思います。

志望企業の募集要件に照らし、求められるものをチョイスしていくのが良いでしょう。

まとめ

今回は、「自己分析」についてまとめてきました。「公務員からの転職」として、僕が辿った転職方法をシリーズで紹介しています。

以下の記事では、情報収集についてまとめていますので、こちらも併せてご覧ください。

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